臣道連盟
聞いたことがありますか?
1940年ごろ第二次戦争の終わりごろ、ブラジルの日本移民の植民地に現れたのが、臣道連盟(しんどうれんめい)。
えっ?これが何かって?
実は、ブラジル、特にサンパウロ州の奥地の方に大騒ぎになった会だって。
何をしてたって?
うむ… 人殺しかな?
えっ?なんで?人殺しなんてひどい!
うむ…難しい話だ。実は、その頃、日本が戦争に負けたことに納得してなかった日本人移民が考えたことで、負け組み(日本が負けたと説得いった人たち)の人たちを殺してたらしい。
えっ?なんで?
それもまた難しい質問だ。3000年、無敵だった日本を、アメリカが倒したことが信じられなかった人たちなんだろう。
でも、戦争のこと、新聞とかにも、ニュースとかにも公開されるんじゃないの?
あの頃のことを考えると、衛星放送なんてなかっただろうし。衛星というものもまだ発見してなかったんだろう。情報は、新聞とかにしか読めなくてね。それを利用して、アメリカのTIMESや、世界でも有名な新聞の内容を変えて、臣道連盟の会員は活躍してたらしい。日本は、世界の王様だってこと。日本の円が世界のお金になることとか、新聞に載った写真の下に書いていたらしい。
なんか信じられない話だね。
でも、現実なの。まるでおどき話のような。
今、読んでる本、”Coracoes Sujos”は、ブラジルの奥地の方で、大騒ぎした臣道連盟のことを書いた本です。内容が現実だってことは、今まで信じられません。あの頃、日本人?日系人として生きていくのは、大変だったそうです。日本が負けたと言う人は、殺害されることが多く。日本が勝ったと思っていた人たちは、ブラジルの警察に追われてたり…日本人の移民がブラジルに入ることも禁止する法律まであったらしい。こんなところで、日本人の顔をしながら、生きていた親、祖父母のことを、本当に感心しています。
日系人のあなた。日本人でもあるあなた。ぜひぜひ読んでください。ポルトガル語で書いてある本だけど、英語で訳される可能性は、高い!
Coracoes Sujos (汚れた心) ? Fernando de Morais作
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