土曜日, 5月 22, 2004

日本の童謡

ちっちゃい頃から日本語の童謡と唱歌を親から学んだジャネッテです。

でも、子供の頃って、適当に歌って、歌詞なんか全然気にしなかったタイプで…

何年か前、ブラジルに坂本先生がきて、雨降りの歌を歌いだしました…

あめふり

あめあめふれふれ かあちゃんが
じゃのめでおむかえ うれしいな
ピッチピッチチャップチャップランランラン

かけましょかばんを 母さんの
あとから ゆこゆこ鐘がなる
ピッチピッチチャップチャップランランラン

あらあらあの子は、ずぶぬれだ
柳のねかたで泣いている
ピッチピッチチャップチャップランランラン

母さん僕のをかけましょか?
きみきみ この傘さしたまえ
ピッチピッチチャップチャップランランラン

僕ならいいんだかあちゃんの
大きなじゃのめに 入ってく
ピッチピッチチャップチャップランランラン


この歌、みんな知ってますよね。
私もちっちゃい頃、母に教えてもらいました。
その頃は、雨が降るときにだけ歌ってたけど…

坂本先生がこの歌の話をしました。実は、やさしさいっぱいこもった歌なんですよねって。
歌詞をちゃんと読むと、子供が、学校にいて雨が降り出して、お母さんが自分の傘を持ってくることを楽しみに待ってたのです。お母さんが来て、いっしょに帰ってくるとたん、一人のこが、傘がないので、柳の木の下で泣いてたそう。「どうせお母さんの傘は、おっきいから、僕は、お母さんの傘に入って、僕の傘をあの子に差し上げましょう。」という詩なのです。この子のやさしさに、あこがれませんか?

素晴らしい歌だと思いませんか?